人と同じでは人並み以下の人生しか…

人と同じでは人並み以下の人生しか歩めない。周りと違うことをすることで人並み以上の可能性が出てくる。留学しようと思った時点であなたは人生のチャンスをつかみかけている。

【解説】　フィリピンに留学するというのは、表面的には英語を修得するために海外に留学したということです。しかし同時に、人と違う選択をしたと見ることもできます。これは非常に重要なことです。

人と同じ選択をする、生き方をするということは、最高でも人並み、多くは人並みより少し下の人生を過ごすという結果につながります。人と同じような選択をするということは、平均を生きるということですから。

今から40年前の高度成長期はそれで問題はありませんでした。むしろ懸命な判断だったかもしれません。平均的なサラリーマンが毎年給与が上がり、そこそこ出世でき、車とマイホームを持てた時代でした。平均で十分幸せに暮らせたのが高度成長期です。

ですが今の日本は違います。日本人の平均年収は15年ほど前から下がり続け、2012年では400万円近くにまで下がってきています。これで子供を1人か2人持ち、車とマイホームを買えるのかというと、なかなか容易ではないはずです。

つまり、かつての日本と違って今の日本では、人並みの平均レベルではそれなりに豊かに暮らすことはもはや不可能になったということです。

そうなると手は一つしかありません。人並み以上を目指すことです。では人と同じことをしていて人並み以上になれるかというと、もちろん無理に決まっています。人並み以上を目指す以上、人と違う選択をしなければならないのです。

もちろん、人と違う選択はリスクを伴います。人と違う選択をした結果、人並み以下になる可能性は当然あります。ですがそのリスクを犯してでも、人と違う選択をしない限り、人並み以上になるチャンスはないのです。

フィリピンへの留学も同じです。フィリピン留学ブームと言っても、留学する人など日本人の数％に過ぎません。ですので、フィリピンに留学するということは人とは違う選択をするということです。

その結果がどちらに転ぶかは分かりません。ですが、人並み以上になるチャンスに手を伸ばしたことだけは確かです。